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Hyper-Vの仮想HDDイメージを保存してたハードディスクがお亡くなりに
ことの発端は、公開してるWEBアプリでログインができないという苦情をもらってからです。

このWEBアプリは Hyper-V 上の CentOS で構築してます。DB は MySQL。
で、MySQL のデータファイル置いてる /var は /(ルート) とは別の仮想HDDファイルとして、外付けのUSB HDD においてました。

まず、ログインできんということはDBがおかしいと思い、リモート端末から MySQL Administrator でデータを見ようとしましたが、見れません。
次に、CentOS のコンソールにつなぎ MySQL サービスを再起動かけてみました。
すると、下記のようなことに。

[root@localhost ~]# service mysqld restart
rm: cannot remove `/var/lock/subsys/mysqld': 読み込み専用ファイルシステムです
rm: cannot remove `/var/lib/mysql/mysql.sock': 読み込み専用ファイルシステムです
MySQL を停止中: [ OK ]
touch: cannot touch `/var/log/mysqld.log': 読み込み専用ファイルシステムです
chown: `/var/log/mysqld.log' の所有権を変更中: 読み込み専用ファイルシステムです
chmod: changing permissions of `/var/log/mysqld.log': 読み込み専用ファイルシステムです
chown: `/var/lib/mysql' の所有権を変更中: 読み込み専用ファイルシステムです
chmod: changing permissions of `/var/lib/mysql': 読み込み専用ファイルシステムです
Timeout error occurred trying to start MySQL Daemon.
MySQL を起動中: [失敗]

MySQL関連ファイルが読めないようです。

そこから探っていくと、仮想HDDファイル自体が壊れていることが発覚。
そして、外付けUSB HDD を「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」オプションありでホストOSリブート時にチェックディスクすると、なんと仮想HDDのファイルが、FILE0001 .chk というファイルに変わってしまっています。
どうやら、修復に失敗した模様。破損ファイルからデータ復元は非常に難しいみたいなのであきらめました。

不良セクタのチェックありで、チェックディスク走らすと下記のようになりました。
Hyper-Vの仮想HDDイメージを保存してたハードディスクがお亡くなりに_e0091163_9335044.jpg

大量の不良セクタです。これがチェックディスク走らすたびに増えていきます。
本当に危篤状態のようで。。。。

まあ、これ以上HDDがよくなることは無いと思うので、スクラップ行きですな。

やっぱり日ごろから S.M.A.R.T 情報チェックして、HDDの健康も監視しておかないといけませんね。
ただ、USB接続の場合 S.M.A.R.T って取得できなかった気が。。
by jehoshaphat | 2009-07-24 08:35 | ハードウェア


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