MS Hyper-V RC1にLinux(CentOS)とLinux統合コンポーネントRC0を入れてみた
Windows Server 2008の目玉機能の一つされているHyper-Vを試して見ました。

まずサーバーマネージャの役割よりHyper-Vをインストールします。
まだ正式版は出てないらしくRC0版でした。
(実は2008/5/21にRC1がでたらしいのですが、うちのはまだRC0です。5/27のWindowsUpdateでRC1が入手できるっぽいのでそのときに更新予定です。)
http://www.computerworld.jp/topics/mws/108669.html

仮想マシンの制御はサーバーマネージャより役割ツリーをたどってHyper-Vマネージャよりより行えます。
(前のVirtual Server 2005は基本Webベース管理コンソールだったのでそれに比べるとレスポンスの観点では使いやすくなっていると思います。)

そこで新規仮想マシンとハードディスクイメージを作成。
仮想光学ドライブにCentOS 5.1のISOイメージをマウントしていざ起動です。

インストールはanacondaよりGUIで特に苦労することなく出来ました。
しかし、はやり統合コンポーネントが入ってないせいか、マウスを動かし時のレスポンスが遅いです。

統合コンポーネントを入れてないのでネットワークはレガシーネットワークを使います。
これでLANの別のクライアントPCからFTPで転送速度を測ってみました。
おおよそ4MB/Sくらしか出ませんでした。しかも転送中ホストOSのタスクマネージャ見るとCPU使用率が100%近くになっています。

こりゃサーバとしての実用には耐えんということで、Linux統合コンポーネントのインストールを試してみました。

MSのWindows Server Hyper-V: よくある質問と回答によるとhttp://www.connect.microsoft.com
からLinux 統合コンポーネントがダウンロードできるようです。
今のところ SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 用ですが。。

で、http://www.connect.microsoft.comですが、なにやら会員の登録が必要みたいなので自分のLiveIDで登録後、サインイン。
「Linux Integration Components for Microsoft Hyper-V 」の項目に「新しいダウンロード: Linux Integration Components for Hyper-V RC1 Installer」というのがあるので、こいつをダウンロードします。
ついでにインストールマニュアル(英語)のあるのでこいつもダウンロード。docxの拡張子なんでWord2007が見れる環境が必要です。

まずXenのカーネルをインストールしないといけないようなので、CentOS5.1のインストールメディアから下記のコマンドでインストール。
#rpm -ihv /media/cdrom/CentOS/kernel-xen-2.6.18-53.el5.i686.rpm


ダウンロードしたファイルを解凍すると 「LinuxIC.iso」とかいうファイルができるのでこれをゲストOSの仮想光学ドライブにマウント。
中身を/home/username/とかの適当な場所にコピーします。
(マニュアルでは下記のようになってます。)
# mkdir /opt/linux_ic
# cp /mnt/cdrom/* /opt/linux_ic -R

マニュアルによると32bitOSだけは下記コマンドがいるようです。
# /opt/linux_ic/setup.pl x2v /boot/grub/menu.lst

この後リブートします。
そして
# /opt/linux_ic/setup.pl drivers

・Network VSC
これでレガシーネットワークを削除して通常のネットワークを追加。
ifconfig すると seth0 というデバイスとして認識するみたいです。

・Input VSC
#lsmod | grep inputvsc
でInput VSCが正しくロードされていれば出てくるらしいのですが、出てきませんでした。
手順が悪かったのどうかはなぞです。
いずれにせよ画面表示は遅いままですし、Ctrl+Alt+←での切り替えは必要でした。
ちゃんとインストール、設定できていればシームレスに行くんでしょうが。。

#lsmod | grep vmbus
とたたくと
vmbus 53576 2 netvsc,storvsc
と出てきたのでネットワークとストレージの仮想レイヤは入ってるみたいです。

・Storage VSC
これはSCSIコントローラを追加することで有効になるっぽいです。
でもゲストOSの設定でハードウェアの追加、SCSIコントローラを選択するとシステムディスク(OSが入ってるディスク)はSCSIコントローラにアタッチできない。IDEコントローラにアタッチする必要があると書いてます。
じゃあIDEコントローラでは本来のパフォーマンスが出ないということでしょうか?
よくわかりません。


という感じで英語のマニュアル読めないのでさっぱし不明ですが、なんとか設定はできました。
まあ、早く製品版のHyper-V本体、統合コンポーネント、マニュアルの日本語化、RedHatへの正式対応を願うことですな。
実際にサーバ運用するのは製品版リリースまで待とうと思います。

RedHatも5.2が出たみたいなんで、CentOSの5.2も待つ必要がありますしね。
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by jehoshaphat | 2008-05-24 14:00 | サーバがらみ | Trackback(1) | Comments(0)
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